鉄板焼きも食べれた茶屋。道路沿いにあるが目立たない。 古都の山にひっそりと佇む茶屋。あまりにひっそりしていたので潰れてしまった。 庭には池があったらしい。しかし干上がって面影はない。 他は全部和風なのに、この像だけ洋風。庭園のバランスの特異点。 厨房は囲われており、お運びさんステーションになっている。 座敷もあったようだ。丸窓の採光は考えられたもののようだ。 デジカメが主流になった昨今、フィルムやレンズ付フィルムは売れなくなった。 推察するに、店内には池があり、土産品も販売し、雑貨も扱っていた。 石造りの池はいいのだが、ダクトが情緒をぶち壊しにしている。 天井にはいろいろぶら下がり過ぎ。 厨房内部はタイル張り。どこの廃墟でもタイルは長持ちでキレイなままだ。 ガスレンジ大型の釜スペースが。 ガラス皿から見て、メニューに素麺があったらしい。 21世紀を待たずに営業終了。 裏口にはトイレ。 営業終了日、ここを去った元店主が最後にチラリとみたものは やはり彼女だったのではないだろうか。
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