物件名 T第一発電所、T第二発電所、及び住宅
探索日 最終撮影2007年4月
廃墟開始 不明
分類 工業用発電所
規模 中規模


久々にTELとpcfxのデュオ突入。ゼロ戦が作られた年に建てられた記念碑をくぐる。



川の向こうに建物が見える。橋を渡って接近。



一部土砂に埋まった施設。大雨が降ったら大変なカンジだ。



この建物の反対側には高圧電の檻。電気マニア垂涎の空間。



お前それでも発電所か!と一喝したくなるような配線。漆喰の壁の電子回路。



メカとはこうあるべし。松本メーターこそ漢の機械であり、液晶モニターなどは女子供の機械。



現在がいかに重厚長大さに欠けたヘロヘロな装置社会なのか、機械系廃墟にいけばわかる。



人間のクズも定めの箱状空間に監禁されるので平等だ。



昔のウスターソースがそのまま残る。何にかけて食べたんだろうか。



サイゴーどんが目印の蚊取り線香。余談だがTELはサイゴーどんに勝てない過去を持つ。



操業時から落石に見舞われていた記録。たのしい品質確かなくらし。



とりあえず次いこう。



近くに住宅がある。残留物や位置関係などから、発電所職員の住まいだったと推察。



山の中の一軒屋。電気を作る男たちのエレクトリックライフ。



井戸のポンプも苔むしてバラバラ。ガラス瓶やガラスコップも散乱。



露天風呂完備。誰にも遠慮せず大解放入浴。フルチン天国。心の旅。



レンガの釜戸だってある。山の幸食べ放題。



白骨化した動物はこの家の永久ペット。



さあここから離れた第二発電所にいこう。



第一発電所から山道を歩くと道が崩落。土砂崩れを越えて辿り着く廃墟。



水遊びにちょうどいい小川がさらさら。ちゃぷちゃぷ渡ってハイキング気分。



小川をひょいと渡ると第二発電所。



手前の建物がトイレと風呂。かなり低いポジションにある小便器。ホビット用か?



台所の大きさから比較的新しいものだとわかる。昔のシンクは小さかった。


入り口から中を望む。左手に階段、正面が発電機械。



高圧電なんだが、やはり壁に無造作に配線。



メーターを照らすライトがカッコイイ。昔の工業機械にはインテリア性すら感じる。



昭和31年製の発電機。時代とともに復興の音を響かせながら稼動した。



昭和31年に大々的に設備を新調したようだ。



閉鎖後もしばらくは見回りしていたらしい。この頃から侵入者がいたようだ。



「衝撃」の所に赤い文字で「ショック」とルビ。ショックという外来語が浸透していく瞬間。



入り口横の階段を上がると住居スペースがある。宿直室だったようだ。



酒しか楽しみが無かったのだろうな。



骨が残る畳の残骸。食べたのか食べられたのか。



発電所のあちこちに古い雑誌が落ちている。クロスワードパズルは完成している。



創価学会が猛威を振るっていた時代の10万人のマスゲーム。どっかの国とそっくりだ。



この時代、エロスはアートでもあった。しかしモデルに若い娘や美人は稀だった。



美人モデルは多くが金髪外人娘だった。その後女性裸体を眺めるヒーリングが弾圧された。



弾圧が抑圧になり、反乱は革命になり、監視は突入になる。



廃屋に住む億万長者。だから人が住んでるんだから廃屋じゃなかろう。



そろそろお暇するとしようか。



マネキンさんもさようなら。



コメント TEL

民間企業の自家製発電所跡です。

建設した民間企業は現在も現役です。


のんびりハイキングがてら歩くと虫の特殊部隊にたかられて血が止まらなくなります。


コメント pcfx


第二発電所に通じる道が崩落していた。足を踏み外せば谷川に落ちる土砂崩れを

よじ登り、ロープで川まで降りて小川を渡る。

春〜秋はヒルが落ちてくるし、大ヘビが出る。冬は雪に閉ざされる。


早春はシカを間近で見れたり桜が咲いていたりして快適である。


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