物件名 ストリップA劇場
探索日 2006年6月・廃墟ちゃんねる様同行
廃墟開始 1990年代中盤
分類 娯楽施設(劇場)
規模 小規模(2階建)


ストリップ小屋廃墟に独特な背徳感。閉鎖してもなお後ろめたい。



ここでキップを買う。「チケット」などというカッコイイものではなく「キップ」。



買ってすぐキップはもぎられる。じゃあ買うときにもぎればいいのに。二度手間入場制限。



もぎりカウンターから場内への通路。奥のドアから入場せよ。



ピンクのシャツが今でも入場者を監視している。



入り口付近。火事の跡が痛々しい。



花道にかぶりつき。ちなみにストリップ界ではここに座るのは素人。



ベテランは後ろのほうに座って、踊り子に興奮する客も含めて鑑賞する。



大抵の老舗ストリップ小屋には常連の年寄りがいる。下品な客を牽制する役割。



そんな脱衣空間の文化も廃れ、伝統芸能は失われていく。ショウビズの退廃。



自動車のシートを台に固定したカスタムシートで音響照明のコントロール。



「カセットテープ」は我々の若い頃には欠かせないメディアだった。ダブルデッキも。



回転する色アクリルでカラフルは照明を踊り子に照射した機械。



日計表。90年代後半から急速に入場者が減っていった。



レコードも健在だった頃。場内で流れるBGMは流行曲が多かった。JASRAC以前。



愛染恭子は一世を風靡した。トレイシーと人気を二分した時代。そして共演。



ともあれ、ビデオ普及とともに劇場で裸体を鑑賞する文化は廃れ、今では数が激減した。



コメント TEL

付近には旧式ラブホ群(現役)と牛しかいないような所の雑木林にひっそりと建って

おります。


当店舗はA劇場から何度か名称が変更された様ですが、A劇場としました。


半分焼け落ちたこの劇場には営業当時に秘密のサービスをする個室が有ったそう

ですが、残念ながら訪問時はその存在を確認する事が出来ませんでした。


営業当時を伝える舞台や花道、そして丸盆などは焼け残っており、営業時の姿を留めて

おります。


当時の照明器具と音響機器になぜか興奮する物件でした。


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