物件名 YMホテル
探索日 2007/7 廃墟ちゃんねる様合同
廃墟開始 年齢不明
分類 宿泊施設
規模 5階建+2階建宴会場棟


四角い箱ホテル。源泉を持っていたのが強み。しかし営業停止。



入り口は植物連中の門番が覆い隠す。



割られたガラス。この手口は大抵野良人のやり方だ。



左側がフロント。フロントの背面が窓という造りは珍しい。



潰れたホテル旅館に多い、わかりにくい案内。サービスの考え方の根本に問題があった。



みやげ宅配の欠点は、休み明け出勤に土産提出が間に合わない事だ。



さてその大岩風呂だが、まあまあの規模で雰囲気もあった。



営業当時の岩風呂。なんか見てると入りたくなる。



横着をするなという看板。全裸で横着すると原始の血が騒ぐ。



薬草風呂。栄養状態がよく、衛生的な現代において、湯治の意味はあるのだろうか。



湯治に意味はないが、混浴にはロマンがある。しかし水着着用はいただけない。



そもそも「混浴」という淫靡な響きに、水着を着るというのはテロリズムである。



だったら最初から混浴にしなければよかろう。守れ混浴の機微。



この物件では、この場所のこの構図の写真はお約束のようなので一応掲載。



襖で仕切られた和室。ここが洋室よりフレキシブルに使える和室のいいところだ。



しかし洋室はプライベートを守れるという面がある。



雨漏りしてふやけた畳。雨漏りとはこんなに簡単にするものだろうか。



窓が上や下にある構成。どんな需要があったのか。危なくないのか。



「逃道」。「逃げ道」とは異なる道。「ひなんかいだん」は「避難階段」ではなく「非難階段」か。



TELはこういうホテルに来るとすぐに不倫カップルを連想する。「奥さんとはいつ別れるの?」



一泊二食付きプールありで¥8000。まあまあの値段。



献立。ノートをわざわざ縦に使う。書きにくくないのか。横ではダメなのか。



従業員控え室の掟。ゴキブリなどに齧られて宝の地図のような風合いがうまれる。



従業員控え室には布団がそのまま。野良人が住み着いた形跡。ハエタタキあり。



宴会場にもマットレス。ホームレス用マットレス。



小さな舞台に漁船の旗。北国演歌は漁師歌。兄弟舟でイサキは捕れた?ねぇイサキは?



パンフを見ると、漁船の旗はそのままだ。保存状態はよい。




珍しく事務所はキレイなまま。引き際の良さはオーナーの人格が出る。福助はおいてけぼり。



応接室。もう商談が行われることはない。電話もならない。



展望バーがあった。TELがまた不倫カップルを連想した。なんで拘るのか。



ネイティブアメリカンキャラ。コーヒーとの関連はあるのか。



割とスッキリした店内。掃除も行き届いていた様子だ。



パンフの写真と比べると、窓は塞がっていたらしい。



漁船の旗、本場漁師料理。何か漁業に繋がりがあったと考えられる。



そんな海の幸に恵まれ、立地に恵まれなかった温泉ホテルを裏口から去る。



コメント TEL

海から急な坂を登った所に在る為、低層階でも見晴らしが良いです。

しかし、他の温泉ホテル群から孤立しているので『温泉街をぶらぶら散歩』がしにくいです。



外観の見た目よりも古いセンスで構成された内部がB級好きには魅力的ですが、

一般観光客にはちょっと厳しかったかも知れません…。 

おまけ写真



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