物件名 廃アパート(正式名称不明)
探索日 2007/04
廃墟開始 不明(80年代以前から廃墟)
分類 集合住宅
規模 小規模


古い集合住宅が草木にまみれる。場所が場所だけに、少し日本の一般的なものと違う。



木造モルタルではなく鉄筋コンクリートの集合住宅。小高い丘に取り残される。



入り口にだけレンガが残る。二階の張り出しの下に玄関屋根。つまり贅沢な造り。



落書きも「ブルーバード」&「中森明菜」。DQNはなぜか中森や工藤やあゆを好む。



裏庭もある。余裕のある造りから、日本人向けではなかったのかもしれない。



207号室。往時の生活は想像できない。



バスルームはトイレと風呂が繋がっている。やはり時代からして日本の感覚のものではない。



しかしなぜか便器は和式。このような混在は日本とインドでしか見られない。



バスタブの壁面には金魚のイラスト。微妙な和洋折衷。



ベランダに植物がからみつく。自然と融和と言えば聞こえがいいが、汚染ともいえる。



外人落書きもあるが、DQN落書きが目立つ。



廃墟につきもののエロ本。人妻バニー。既婚者女性のバニーになんらかの意味があるのか。



今の住人は植物と昆虫といくらかの小動物。南国なので彼らも元気だ。



TELは夕立の終わった南国の道をホテホテ帰ります。次の廃墟に希望を託して。



コメント TEL


改めて見ると、なかなか眺望のよい所に建っている物でした。

全く無視された史跡の近所に立地し、閑寂な住宅街に建っております。

何も残っていなく、ゴミも投棄され、落書きにもやられてしまっている物件ではあり

ますが、風呂・トイレなどに時代の流れを感じさせ個人的には良いモノだと思いました。


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